
( ↑ 画像クリックで拡大します )
・(1枚目) ここがC.C.Lemonホール。以前は渋谷公会堂という名前でした
・(2枚目) すぐとなりにはNHKがあります
・(3枚目) 自動販売機でC.C.Lemonが売ってました
・(4枚目) 寒くて飲めなかったC.C.Lemon
はじめに どうでもよい いと〜 の前フリ
↓
# 昔のビデオを見てたら、「題名のない音楽会21」というTV番組で
# 退院した羽田さんがメインの会がありました。
# その時の出演者は、サーカス 前田憲男さん 渡辺真知子さんでした。
# 前田さん 「羽田さんにエールを送ります。お手を拝借」
# 「♪ハネ〜ケンの ため〜なら エン〜ヤコラ」
# ↑なんだそりゃ!!
#
# 羽田さんがお亡くなりになったあとに、国府さんが代理でピアニストを務め
# ていたことを知りました…
#
# というようなことを知って、かえすがえすいい人たちばかりが また集まるんだ
# と聞いて、羽田健太郎さんの追悼コンサートに行ってきました。
#
# 追いかけているタレントさん(サーカス)以外のコンサートに行くのは、
# 実際は年2〜3回しかないのです。
# が、どういう偶然か、先日 前田憲男さんのコンサートに行き、
# 7月に目の前50cm!! の大変よい席で赤木りえさんのライブをきいたところでした
# 国府さんには1日に2度サインをもらったりしたことがあります。
# 当然バレてましたが。(オイオイ)
ライムレディースオーケストラという女性で弦だけのオーケストラ。
全員 華やかなドレスを着ていました。
1曲目、羽田さんのピアノ録音とオーケストラで『渡る世間は鬼ばかり』を演奏しました。
前田さんは曲名を意図的に間違えて、『渡る世間に鬼は無し』と言いました。
鬼ばっかりじゃ「天国」じゃないですからねぇ
2曲やったところで、生前の羽田さんの肉声
「 ぼくは前田さん、佐藤さんとトリプルピアノをやってました。
女は愛嬌、男はIQ (男は度胸が正しいらしい)
前田さんは移動の新幹線でベクトルや関数の本を読んでいるところ、
僕はフリテンくんやクレヨンしんちゃんを読んでました 」
↑
こんな感じだから羽田さんってみんなの人気者だったんでしょう。
トリプルピアノをやっていた佐藤允彦さんと前田さんとで
「 トリプルピアノもこれで打ち止め 」
ということで、選曲は『マックザナイフ』
ふつう、トリオ編成でスローテンポやるんだと思いますが、連弾でした。
イスなしで、交互に左右交代で愉快にやりました。
前田さん 「もう1人の司会を紹介します。 国府弘子さんです。
あとの1部のタレントさんをあしらっておいてください。 」
国府さん 「羽田さんにはジャンルが違っても大丈夫と励まされました」
ということで、国府さんの選曲は 『エリーゼのために』
もちろん原曲のままでなく、ジャズにアレンジしてます。
次に呼ばれたのが 赤木りえさん。
「 地方のコンサートで日帰りだと、集合が朝7時とかで、
新幹線で りえちゃーん と呼ばれてビールを飲んでました。
そのうち私の方からも買っていくようになりました 」
↑
朝っぱらからちょっと1杯やっていたんですか。赤木さんまで…
「 羽田さんには数々のコンサートで共演して、
数々のギャグをききました 」
「 ルイ・ヴィトンが3点セットを発売しました
掛け布団・敷布団・お座布団 」
赤木さんのことおしとやかな人だと思っていたのに…(今でも思ってますが)
赤木さんの選曲は交響詩「我が祖国」よりモルダウ。
「スメタナの祖国チェコスロバキアは自然の厳しい所で、
よくこんな所に住めたな」
と言って、お客さんを笑わせました。
次に呼ばれてきたのが渡辺真知子さん。
羽田さんはデビューした頃の渡辺真知子さんのバンマスをしていたそうです。
緊張してしまい 「シミズケンタロウさんです」 と紹介してしまったんだとか…
生前の最後の頃でピアノの前田さんに内緒で羽田さんがサプライズゲスト
として出演したことがあったそうです。
渡辺真知子さんが「ブルー」をピアノ弾き語りの途中でわざと つっかえて
しまい、どうにもならなくならなくなった所に作業服を着てモップを持った
清掃員が入ってきたそうです。 (正体は顔に変装セットをした羽田さん)
みずから、東急ハンズまでお買い物に行ったそうなんです。
2部に入って、声楽の杉田真理子さん
「 羽田さんはギャグと早起きで、よくパチンコに行ってました 」
「 フランス人の好きな飲み物は?
ウイスキー 」
「 ミッシェルルグランがお好きでフランス語の発音を教えてもらいました 」
ということで、杉田さんの選曲は、『シェルブールの雨傘』でした。
前田さん 「 とびきり上等なゲスト
同僚で大阪藝術大学教授の川井郁子さんです 」
川井さん 「 今まで羽田さんとしか演奏したことがない曲をやります 」
川井さんの選曲は ウエストサイドストーリーの『トゥナイト』でした。
前田さん 「 日本でも優秀でユニークなコーラスグループ サーカスです 」
高さん 「 羽田さんは最後までずっと笑顔でした 」
正子さん 「 羽田さんと共演するときはオーケストラのときが多かったです 」
央介さん 「 羽田さんといえばギャグでした 」
順子さん 「 下らない……ことに一生懸命けんめいになっちゃって 」
実際には……の部分がかなり間延びしてしまったので、
下らないの部分で爆笑になってしまいました。
サーカスの選曲は、『Smile』(アカペラ)と『ジュピター』(オーケストラ)でした。
もうちょっと何曲か聴きたかったんですけどねぇ。
時間が押してるっていうのもあったし。
前田さん 「 終わりがみえてきました 」
ということで、お嬢さんの羽田紋子さんが呼ばれました。
お嬢さんだけあって、口元なんかソックリでした。
選曲は プッチーニ作曲のオペラ曲 『私のお父さん』
結婚の承諾が得られなかったら、川に身を投げるわ というような歌なんだそうです。
羽田さんは「 この曲は父親を脅迫する曲です 」 と生前言ってたんだとか。
前田さん 「 後ろにあるお父さんの写真みたら? 」
紋子さん 「 ハハハハハ … 」
↑結局ちらっとも見なかった。
歌い始めたら、紋子さんはさっきまでと顔つきが変わって別人のよう。
プロのオペラ歌手でした。
前田さん 「最後に、羽田さんが最も得意としていた曲を入院のたびに
代理[で演[っていた国府女史に」
ということで、『ラプソディ・イン・ブルー』をオーケストラと通しでやりました。
いつもならば、曲で遊んじゃったりする国府さんですが、真剣そのもので演奏には
鬼気迫るものがありました。
大曲を終わった国府さんの目には涙
おつかれ様でした
演奏が終わった所で国府さんに電話がかかってきました。
生前の羽田さんの音声でした。
合成はちょっとヘンでしたが、粋なことするじゃないですか。
色んなミュージシャンが来ていたけれどもみんな羽田さんの人柄に引かれる
ところがあったので今日のコンサートになったんだと思います。
また、ジャンルの違う人たちも、はじめはクラシックから始まったんだなぁ
というように見受けられました。
よく、共演者とピアノで遊んであげている国府さんを見ることが多いのですが、
本気で演奏している国府さんを見てしまいました。
今日の中では、赤木りえさんがノリノリ&ゴキゲンで見ていて気持ちよかったです。
おわり
(録音したのではなくメモと記憶なので、不正確ならごめんなさい)
|